条件削除終了で浮かれていたら仕事がなくなっていた。
うちの病院はそれぞれの部署長が勤務表を作る。印刷したものが毎月配られるのだが、最近になってこれが院内LANにのっかるようになり、PC上でも見られるようになった。わたしはこれにちょこっと細工をして自宅でも見られるようにしてあった。
で、そろそろBLSとACLSの期限が切れるので受講しないとならないと気がついた昨日、自宅のPCで来月の勤務表を確認したら勤務が4週間のうち1日しか入っていなかった。
わたしは非正規雇用。職場が必要なときだけ勤務する雇用形態なのだが、わたしが子供もいない上に仕事のかけもちもしていないという桁外れの暇っぷりに、上司は基本的に「福利厚生のないフルタイム扱い」でわたしのシフトを組んできた。
ところが年末から今までの3週間ほどが非常に患者が少なく、わたしは勤務がキャンセルされることが多くなり、週に2日勤務すれば多い方みたいなことになっていた。休めるのはうれしいのだが、若干休みすぎが気になっていたところだった。
この勤務表はまだ完成ではないということなのか…と思ったのだが、わたし以外は全員きっちり埋まっている。誰が希望オフとかいったコメントも入っているのでソフトのテンプレのままというわけでもない。1ヶ月分作成されていて、わたしだけほぼ空欄である。1日だけ入っているというのが生々しい。
だいたい作成が終わっていないものが外から閲覧可能になっているはずがない。ということは、やはりこれで完成だと考えるのが妥当な話だ。
がっかりして泣けてきた。オフの日の朝5時に電話がかかってきて「病欠が出て困ってるんだけど出て来れないか」と言われれば「今から行きます」と出勤したし、公休返上でひたすら勤務したことも数知れず。残業だって断ったことはほとんどない。でも、必要なくなればこうやって切るんだな…アメリカらしいっちゃらしい。
好意的に受け取れば、シフトを組んで前日に「明日は来なくていい」と言うよりはこうして空欄にして必要なときだけ前日に連絡をするようにすればこちらもまとまった予定が立てやすいし、他の仕事も入れることができる。
患者数が少ないのは誰のせいでもないし、必要ないスタッフに出勤させる金はどこにもないのだ。国内での職歴のないわたしに仕事を与え、一から指導してくれたことは有り難いことだし、同じ領域なら仕事も探しやすい。ショックだが仕方がない。
というわけで涙を拭って転職活動開始。院内の外科系の仕事を探し、履歴書をコピペしてオンラインでかたっぱしから応募する。なぜか1日に5件の応募制限があるので5件出したところで打ち止め、続きは翌日に回す。早ければ春には勤務が始められるだろう。
帰宅した王子に愚痴ると、まあ別の仕事が見つかるよ、とりあえず生活には困らないからいいじゃないかと寿司をおごってくれた。アメリカの寿司ってなんであんなにまずいんだろう。てか、かっぱ寿司がうまいわたしの安い舌でもまずい寿司ってどんだけ。
と思って今日出勤したら、上司いわく「え、あれもうオンラインにのっかってたの?え、仕事に応募した!?」
わたしはオフ希望がまったくないので、上司は他のスタッフの勤務希望をつっこんでから、一番最後に勤務人数を調整しつつシフトを入れるらしい。で、この作業はオフラインのソフト上で行うんだが、作成期限が来たので未完成と知らなかった事務方が勝手にサイトにアップロードしたという話。
「いやいやいや、1月と7月は毎年手術が少ないのよ、だからあんまり勤務日数が多くないけど、来月は増えるから。今日完成させるから明日まで待って。てか他の仕事見つけないで」
というわけで転職活動は1日で終わりました。どうせ応募したもんだし仕事をかけもちしてもいいんだけど、新しいところに行くのめんどく…ぃゃ一飯の恩を忘れないのが日本人なんだぜ。
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