« 失踪 | トップページ | 祝・連休 »

総数6人で2人体制!

某極東の島国の首都ではここのところ産科医の不足がさらに深刻になっているとかで、状態が悪くなった産婦を受け入れる病院がなく対応が遅れて亡くなったということがあったらしい。

このとき受け入れを断ったある公立病院は救急指定を受けていて、2人常駐の24時間体制を常勤産科医4人と研修医2人の6人でまわしていたらしい。6人のうち2人が必ずそこにいるというのはものすごいことだ。3交代だとすると8時間勤務して16時間休憩という生活を休みなく続けないとならない計算で、いるだけでなく仕事をしていたのだろうからもう想像もつかない。自分の時間なんて高尚な概念どころか、食って寝る時間があるかどうかも怪しい。わたしが当事者なら失踪する、そして家族なら泣いて辞めてくれと頼むレベル。

50床の病棟で3交代シフトをまわすのに、日勤帯で最大10人、夜勤帯2つについては3人常駐体制をキープするのに20人ではきつい。お医者はナースコールで走り回ったりはしないけど、一方で看護婦さんはシフトが終われば引継ぎをして消えるから、また違った大変さがあると思う。

それにしてもいまだにたらい回しという表現を使うメディアがあるのに驚いた。緊急に医療が必要な人が迅速に対応されないことと、現場が既に受け入れている患者以外の責任を負えないこととはまったく別のことで、ここまで追い込んだこういった報道を続けることで現状をさらに悪化させることがわかっていないとは思えないけどね。

|

« 失踪 | トップページ | 祝・連休 »

コメント

あの手のニュースって本当に医療者が悪いみたいな言い方されますけど、医療者だって同じ人間だってことを絶対にみんな知らないんじゃないかって思いますね。医師のうつ病の労災もおりなかったみたいですし…厳しいなぁって本当に思います。労働基準法なんてあってないようなものだってことですね。

投稿: 苫子 | 2008年10月24日 (金) 13時00分

医師のうつ病認定がおりなかったという話は知りませんでした。24歳看護師の突然死は過労死認定されましたね。オペ室勤務で、職場のストレッチャーに突っ伏して亡くなっていたということで、大変まねしたくないものだと思いました。残業100時間だということだったけど、その程度だとけっこう普通にやっている数字なので、それは「申告した分の超勤」かもですね。24歳が死ぬほどの超勤、実際はどれほどだったのかと思うと、大変怖い商売ですね。

投稿: かいぽん | 2008年10月24日 (金) 17時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 失踪 | トップページ | 祝・連休 »