このあいだ出勤して、勤務開始前に受け持ち患者のカルテにひととおり目を通してたんですよね
そしたら「あれ、これ変」てなところがあったんですよね
わたしのシフトの直前の若い看護婦さんが医者の指示と違うことしちゃったかなあってとこが
まあ当然本人に確認するわけです
そしたらまあ勘違いしてやっちまってたわけですよ
ちょっと間違うとまずい内容だったので、え、それまずいよ と言ったら
「じゃあいますぐ行って直してきます!」と走っていきそうになった
いちおう改善策として何をするつもりなのか、引き止めて確認したら支離滅裂だった
おまえ状況わかってんのか
しかたがないので指示を出して、付き添って対応を見届ける
あとは自分のシフトで観察を続ければいい
これは医療事故に当たるんだけど、まあこいつは病院に報告なんかしないよなまあいいけど
なんて思っていた
まあ事故を事故と認識するかは本人の問題だし、うるさく言うのは気力と体力が要るしね
ただ、大きな事故につながりかねなかった件なのでその辺はちょっときつめに言った
そしたら帰る前に「同じシフトのメンバーにこの件について話し合ったんですが」と報告が来たので聞いた
内容が支離滅裂で、正直何言ってんだかわからなかった
かなり経験の長い同じシフトのメンバーがこれに同意したのかと頭を抱えるような言い訳だった
突っ込む気にならずそのまま帰ってもらった
帰宅後判明したのだが、こいつ、関係の記載を残らず削除していた
おまえ、完全にこれを事故だと認識した上で、こいつはいつものように流すだろうと踏んで隠蔽工作してトンズラこいただろ
さすがに隠蔽は問題で、医療の信頼を壊しかねないので上司に細かく状況報告して帰った
後日、直属の上司とさらにその上の上司から報告を受けた
なんとこの若い看護師、完全にしらばっくれたんですと
隠蔽はしていない、そもそもそんな記載はしていない、ですと
話し合った同じシフトのメンバーにもこういうことでしたと話して同意してもらっていますと。
「同じシフトのメンバーは同意したのね。わかりました。それはその子たちの認識が間違っているので
こちらから指導しておかないとならないわね」と言ったところ
「え、いや、わたしの説明がじゅうぶんじゃなかったかもしれなくて、
その人たちは誤解していたのかもしれないですから、その人たちの認識は問題ないと思います」
ですと。
その後上司が確認したら「わたしまたやらかしちゃったんです、ちょっと間違っちゃった」と彼女がメンバーに言い、
どの程度のものかわからないから「そういうこともあるよ」と答えた、というのが事実だったらしい。
それでもやっぱり隠蔽工作については最後まで認めなかったんだそうな。
その後しれっとわたしと一緒に勤務できるところがすごいよね~
なんだか、彼女は大事なものをたくさんなくしているような気がします。
ほんと、今回の件は大きな事故につながる可能性こそあれ、生命にはまったく影響がなかったの
だからごめんなさい、ないことにしたくて消しちゃいましたと言えばそれでよかった
どういうわけか、それが彼女にはできなかった
いやでも上司って大変だね
「根気よく指導を続けていくしかない」だって…
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