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2009年4月

微妙な人材

ここ2夜連続で4人で夜勤。

新人のオリエンテーションが1件入ったので3人のうちひとりについてシャドーイング(うしろから影のようについて歩く)するというもの。

今年は超ゆとりオリエンテーションで、通常は初回がシャドーイングで2回目は半分くらい受け持って3回目からは「わかんなかったら聞きに来る。よーし行ってこーい」なんだが、いまんところ無期限でシャドーイングのみ。

この1年生は新卒さんではなくて経験者なんだそうだが、病棟経験がないらしい。経験者ってけっこう当たり外れが大きいんだよね。ふふふ、かいぽんさんはハズレだったな…というのがみなさんの共通認識だったりしてね。

そして昨夜、彼女にとって2回目の深夜勤務、横でわたしのしていることを見ていた彼女はのっけに言ってくれた。
「いやーきのうすっごい疲れてー、帰りの電車で爆睡しちゃいましたー。乗り越すとこでしたよー」

大人気なくも不快な気分。「ああそうなんだーあははー」と言いつつ、こっちの仕事はあとにしよ、こいつのいないどこかに行きたい…とそこを離れる。

業務は何もさせずについて回って説明を聞いてもらうだけで定時になったら先に帰ってもらうお客さん扱い。忙しい病棟だからついて回るだけでも大変なんだろうが、ついて回られて説明をしないとならない側にしてみれば聞いて気持ちのいい表現ではない。社会人をしたことがあるなら、「何にも仕事なんてしてなくてついて回らせてもらっただけなのに疲れちゃって、電車で乗り越しそうになっちゃいましたー」くらいにしておかないとなあ。そしたらこっちも「いやー、でも疲れますよね、いろいろ覚えることが多いから」とかなんとか返せるというものだ。

その後も「前の職場で病棟看護婦がこれくらいのこともできないもんだからやになっちゃいましたよ」といったような、「病棟看護師のわたしに言うかソレ」というような距離感がおかしい言動が多く、気になってこの人はどんな人なのかとちょこっと収集したんだが、どうやらこれまでいくつか病院勤務をしてきたがどこもなじめず短期間で退職したという微妙さ加減らしい。曰く「派閥のせいでわたしはのけものにされた」んだとか。

それ派閥関係ないと思う…ただの推測だけど。

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どいつもこいつも

披露宴はキャンセルになりました。

アメリカでとっとと王子とその近しい人たちとで簡単に挙式を上げたのは去年7月のこと。
急なことだったし、実際やったことはワンピースを着て市役所で誓いの言葉を言っただけのことだったから家族を呼んだりはしなかったのだが、帰国後母は大変驚いたらしい。「わたしのきょうだいを呼んで披露宴はするんでしょうね」と母は言った。

その驚いた顔にわたしが驚いた。

大学生の頃「この春休みは免許を取るから帰らないよ~」と言ってひと月アメリカに行っちまったこともあるし、看護師になるのを母に反対されて勝手に受験して看護学校に入学したこともあるし、父が亡くなった直後にもかかわらず予定通り都内の病院にとっとと就職したこともあった。結婚手続きを当人同士でしちまいました程度のことでこれまでわたしと付き合ってきた母が驚くとか感情的になると思っていなかった。

とはいえ、母がそれを残念だと思ったのであれば申し訳ないことだし、それに永住権がおりれば日本を離れることになるのだから母の願いくらいはかなえておきたいと思い、披露宴を計画することにした。

そしてここで王子が障壁として登場する。

もともと王子は言動がものすごく行き当たりばったりなところがある。

突然「小型飛行機の免許を取ろうと思うんだよね」と言ったりする。
それを聞いたわたしはいろいろと考える。小型飛行機の免許というと、これくらいの費用と期間がかかって、飛行機を実際に購入するとこれくらいかかって、近くの空港にガレージを借りるとひと月これくらい維持費がかかるだろうか、保険なんかはどうなるのかなあ。もったいないなあ。でも趣味を持つのは悪いことではないのかもしれない…

そしてしばらくして「小型飛行機のことだけど…」と切り出すと本人は覚えていない。何のこと?と言われて説明すると「ああ、そんなこと言ったっけ?」なんて言ったりする。

あるときは「XX月に日本に遊びに行こうと思うんだ、休みが取れそうだよ」と言われて動く。こちらのスケジュールを確認し、どれくらい休みが取れそうか上司に相談し、どこに王子を泊めようか、どれくらい一緒にいられそうか、どこなら一緒に遊べそうか、同僚におすすめの場所を聞き、地元には行った方がいいか、どれくらい予算が組めるか…

そしてある日その計画は「頼まれて仕事を請けちゃった」という理由であっさり消えたりする。このときはさすがに嫌気が差してしばらく連絡を断った。

披露宴を計画するに当たって、誰を呼ぶのか、どこから来る人が多いか、またそれを踏まえてどこでするのがよいか、予算や身の丈からどの程度の規模でするのがよいかを考える。王子に話をし、誰を呼びたいかを訪ねて住所をもらってこちらから結婚報告はがきで出席の打診をし、平行して式場の下見をし、見積もりを出してもらい、プレ司法試験を控えた王子と電話で連絡をとりながら日程の打ち合わせをし、母のきょうだいの予定を確認し仮予約を入れた。その日取りに物言いがついてキャンセルしたのは翌日のことだ。理由は「先過ぎる」だった。

mixiのアメリカ配偶者ビザの情報交換から計算すると、わたしたちのケースでのビザ発給は早くて7月過ぎ、遅ければ秋になると予想できていてそれも考えての設定だったのだけれど、とにかく早く来てほしい、急げばすぐに発給してもらえると思い込んでいる王子には納得できなかったらしい。また、出席者のほとんどが英語を話さないために高砂でさびしい思いをするという心配もあったようだった。それは当初からわかっていたからプランナーさんに相談してあったことだったけれど、わたしのすることを王子は基本的に信頼していないということだ。そこまで冷静に考えていればのことだけど。

わたしだって全国に散らばる親戚友人その他に都合をつけさせたうえで呼びつけて金を払わせるようなまねはしたくない。そんなことに意味を見出せない。でもしないとならないことはやらないとならない。

その前提があって、目的を達成するためにどこまで調整ができるか、とにかくできるところまで努力しようと動いていたので、正直「言いたいことだけ言って人の努力を無駄にした上にわたしと母の顔を潰しやがって、おまえなんか地獄に堕ちろ」というのが正直な気持ち。

頭に来たからmixiに投稿された各個のビザ収得までのタイムラインをまとめたものをワードで大量に送りつけ、「あなたが思っているほどビザは簡単におりない。秋にずれ込むこともこちらは覚悟している。また日本では四季の関係で結婚披露宴の予約を1年前から入れるということはセレブでなくてもすることで、そのために招待客に早くから打診して数ヶ月前に招待状を出す。来週やるけど来れる?なんてのは合コンか職場の飲み会ぐらいだ。そんな日本の結婚文化の理解が難しいこと、いろんなことが納得行かないことはこちらも理解しているし、申し訳ないと思っている。そのうえで協力してほしい。一人娘が勝手に婚姻手続きをした上に、今度は外国に渡ってしまう母の気持ちを察してほしい」と話をした。

王子は黙らせた。きもののお稽古が4月いっぱいで一段落するからGWは連休を取って泊り込みでブライダルフェアのはしごだ!と定期購読中の結婚情報誌で場所と日程を確認し、連休を取った。もう今年の日取りはとれないだろう。披露宴のためにふたりで一時帰国するしかないが、それも予算に組めばいい。来年の春か秋の土曜日の昼で、押さえられるところであればまず予約を入れてしまおう。有名な観光地だから招待状に周辺の観光地図を入れて、披露宴後は遊んで帰ってもらおう。親戚筋はしかたがないが、友人には「車代や宿泊費は出さない代わりにお祝儀はいらない。引き出物もないから気にしないでほしい」と話してある。

そして母からメールが来た。「あんたの従兄弟の結婚式できょうだいと会ったから話をしたら、別にご主人がしたくないというなら無理に披露宴をすることはないと言うから、いいんじゃないかしら」

何その展開。

てかお母さま、あなたはなぜ披露宴を挙げさせたいと思ったの。きょうだいに見栄を張りたいとか、一人娘の晴れ姿が見たいとか、そんな理由じゃなかったの。てかあんたね、質問されたきょうだいが「いや、披露宴は大事だよ~しなきゃだめだよ~」なんて言うわけがない。せんでええと言うだろうよ、向こうさんだって面倒だし。


王子とはこの1週間連絡をとっていない。披露宴が取りやめになったことも話していない。なんというか無性に腹が立ってひどいことを言いそうなので、いや言ってもいいけど言ってもどうにもならないので、気持ちがおさまるまでひとりでいることにする。とりやめなの、よかったよかった~なんて言われた日にはそろえた永住権の申請書類に火をつけたくなると思う。


こういうとき、仕事があるの気が紛れて助かる。

それにしてもどいつもこいつも。

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寝違えた

昨日起きたら首が回らなかった。

どうやらひどく寝違えたらしく、首から肩にかけて動かせず、腕の重みが肩にかかるだけでもひどく痛んだ。
さいわい勤務は夜からなので、鎮痛剤を飲みつつ一応歩ける程度までには改善した。

ああもう若くないんだわとも思うし、いや中学生だって寝違うし、とも思う。
ただその2日ばかり前にお着物で出かける機会があって、1日着物でいたら肩がこってしかたがなくて、これが寝違えた原因だろうから、まあ年のせいというのもあるんだろう。

痛いというのはつらいもんですな。って最近そんなことばっかり言ってる気がする。


昨日警察本部にお願いしていた犯罪経歴証明書を受け取ってきました。
とりあえずこれであとは写真を撮ってパスポートのコピーをとれば申請書類はすべてそろいます。
しかしよいのだろうか、トンフルエンザの渦中に飛び込むようなことをして…

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大使館で公証

今日は深夜明けで某国大使館に行ってきました。
用件は「戸籍謄本を翻訳したものの公証」。

永住権の申請に必要な書類のひとつに戸籍謄本あるいは抄本があって、
英語が公用語の国に出すわけなので英語に翻訳しなさいと言われます。
そしてそれが「自分は英語と日本語に精通しており、これはその能力精一杯の翻訳である」と
権威ある人物の前で誓うことでその内容を信用してもらおうという、そのための公証です。

実際には公証が必要かどうかについては議論が分かれるところで、
翻訳の下に自筆のサインをすればよいという意見もあります。

とはいえ確実につぶせるところはつぶしておきたいねと2人で話し合って公証を受けることにしました。

普通に町の公証人にお願いしてももちろんいいんだけど、
なぜか大使館での公証は安い。料金は30ドル也です。
普通に国内の公証人に依頼すると7000円くらいかかるので倍以上です。

それに提出する国の大使館で公証してあったらなんか信用してもらえそうじゃん?
ついでにどうせそのうち面接で行くところなので一度行っておくのもいいのではないかと。

というわけで行ってきました。
地下鉄の駅から地上に上がって、こっちかな~と歩いていくとおまわりさんがいっぱいいる。

でっかい看板があって、なにやらごにょごにょ書いてあって、要するに

「この辺は警察官がめっさ閾値を下げて絶賛警戒中なの。こっちも忙しいから
いらん疑いをかけられないように反対側の歩道を歩いてよ」

という、きのう某34歳アイドルが逮捕されて今をときめく赤坂警察署からのお知らせでした。

ああ、ちゃんとブラウスとジャケットとパンツ着用でよかった。
立っていた警察官のお兄さんに「大使館ってどこでしょう」と聞いたら
「大使館にどういった御用ですか」という質問返し。

「書類の公証を受けに来ました」と答えると
「ああ、そうですか。大使館はこの先まっすぐです。お気をつけて」

大使館に行くには気をつけないといけないらしい。
なんかRPGの勇者みたいです。
おお勇者よ、魔王の城に行くにはこの先の魔物の森を抜けるのじゃ。武運を祈るぞ。

そしてそこから大使館までの道のりには20mおきに警官が立っていて、
しかも門の入り口の前のお兄さんに至っては警棒をながーくしたような武器まで持っていて、
みんなに同じように用件を聞かれて同じように答えて通してもらいました。

空港にあるような手荷物のX-rayチェックと金属探知ゲートを抜けて、
携帯電話を含めた電子機器は一度預けさせられてから建物の中へ。

ビザのために来ている人の波をよけながら中に入ると公証の部屋が。
ようわからんながらも番号札をもらって順番を待ち、
窓口に呼ばれて書類を渡して、別窓口で会計を済ませて戻ってそのレシートを渡して、
さらに待つと今度は領事に呼ばれて宣誓をして署名して終了、という流れらしい。

待ってる間に翻訳に間違いを一個見つけた。
「配偶者区分:妻」を"Spousal Status"にするつもりで"Spousal State"と打ってしまった。
まあいまさらどうにもならん。そのまま公証を受けることにする。
なんたって「もてる能力の限りを尽くしてやりました」という証明だから。

領事は女性でした。
右手を上げて、「あなたは英語と日本語に精通していてうんちゃらで、
この翻訳があなたの能力の限界までがんばった結果だと誓いますか」と言われ、

「あいどぅ」

と答えて署名して終了。

すごい!大使館のエンボス印だあ!ありがとう!
と思って見ると、公証用紙の領事の名前のところがすっこり抜けている。

戻って「あのすいません、ここって空白のままでいいんでしょうか」と領事に尋ねると
「あらごめんなさいね!そうそうここにハンコ押すのよ~」とがしっとハンコを押して改めて終了。

預けてあった携帯を返してもらって門から出て終わり。
全部で30分かかったかどうかという感じでした。


次は来週、申請してあった犯罪経歴証明を受け取りに行きます。

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二度目の指紋採取

永住権申請も大詰めでございます。
今集めている書類を送りつけて問題がなければ、在日米国大使館から面接の日取りの連絡がくると思います。

いや、これが通ったら実際には「面接をこの日にやるから、それまでにこれ集めといてね」
というまた別の提出物を集めないとならないんだったと思うけど。

そんなわけで、ええと、昨日は無犯罪証明を申請にしに警察本部に行きました。
正式には「犯罪経歴証明書」、永住にあたって、これまで犯罪に手を染めたことはないですよと
証明してもらうというものですね。
一旦停止に気がつかなくて違反切符を食らったのは入らないらしい。よかった。


でもあれですよ、ただ警察本部まで行けばいいというものではなくて、
これを申請するために必要な書類というのがけっこうあって、

1)本籍地役場で戸籍謄本を出してもらい
2)現在居住地役場で住民票を出してもらい
3)パスポートに新姓を反映させる手続きをし

それで4)あらかじめ電話連絡を入れた上で来庁

という流れでございます
おお、めんどくさい
それだけで心が折れそうです

で、行ってきました。
入ったら受付で来庁理由を申告して通行証をもらって首にかけて
小さな紙をもらって「職員のハンコをもらってきてください」と言われました。
もっすごいセキュリティー体制。それが必要な状況があるということなんだろうからすごい。
地元の警察本部はのんびりしたもんだったけどね~

そしてエレベーターでひたすらのぼってのぼって鑑識課。
なぜ鑑識課かというと、指紋採取があるから。

すべての指の指紋を採取します だそうな。

なぜかというと、住所・氏名・生年月日だけでは、必ずしも本人確認ができないから、なのだそうで、
それはつまりあれでしょ、そんなこと警察では言われないけど

某犯罪大国のみなさんがわたしの住民票と戸籍謄本をとってわたしの名前でパスポートなんて偽造したら
わたしのきれいな犯罪経歴証明書をゲットできるわけですよ

犯罪防止のためなら指紋くらいいくらでもとってもらって問題ないざんす

というわけで申請書を書いたあと指紋をとってもらいました。

NCLEX-RN出願時にFBIに出すために地元の警察本部でとってもらったから、今回2回目です。
前回は公証人を引き連れて行ったんだっけ…

看護婦さんは手を洗いすぎて、しかもこの日も夜勤明けで
指先かっさかさ、全然指紋が出てこない…

しかし鑑識課のお姉さんはまったく動じずウエットティッシュで指先を湿らせて再試行
めでたく指紋がとれました。
所要時間約7分、あっという間に終わりました。

せっかくなので周囲を2時間ほど歩き回ってから帰宅しました
すごくきれいなのね、警察本部のあたりって。

1週間で発行され郵送はしないそうなので、また取りに行ってきます。


さてさて次は戸籍謄本の英訳でございます
これもいろいろとめんどい

また次の休日にがんばります

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はじめての写真集

ある朝、とりあえず仕事がひと段落ついたので記録に入る前にちょっと休もう…と
病棟の休憩室のテレビをつけてワイドショーを眺めながらぼんやりしていた

そこへ2年目が入ってきて菓子をすすめてくれた
いやあいそがしかったっすねえ…ええっ!

えらくびっくりした顔をしたのでそっちを見たら
テレビでにっこり笑った戸田恵梨香が本を持って会見をしていた
テロップは「戸田恵梨香 処女写真集出版」

「へええ~、そういうの言っちゃうんスね~」

その処女じゃねえよ。てかどんな写真集だよ。

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農閑期終了

なんだかにわかに病棟が忙しくなりました。

抑えめの人数で推移していて、ちょっと人数を増やしたところに緊急入院緊急手術、人工呼吸器管理に急変に、介護要のみなさんが見計らったようなタイミングでおいでになりました。ナースコールが鳴り止まない。他の階から手伝いに1時間来てもらっているのに8時間休む暇がないって…

時間的に余裕があるときというのは、予防的なことまで手が回るのね、たとえば点滴を滴下する輸液ポンプのアラームが鳴りやすい液が使われているときには巡視のときにひと手間かけてちょっと対応しておくと朝までアラームが鳴らなくて患者さんもうるさい思いをすることがないし、こちらもナースコールで出かけていく手間がなくて済む。もちろん重複して何件もナースコールが鳴っているときにはわかっていてもそんなことをしている暇がないから、輸液ポンプのアラームが鳴って、起きた患者さんからナースコールがあって駆けつけるというような、あなたもわたしも不幸という話になる。

いろいろとっちらかっているこういうときは、何かがすっぽり抜けてしまっていることがけっこうあってそれが何より怖い。今回のクールはわたしが頭であとは超若手という「受け持ちは任せるが何かあったら全部自分がかぶるシフト」だったから緊張もひとしお。いや、なんというかまずは事故がないように気をつけつつ。

今夜は非番。新2年生と新3年生でのシフトのはず。中堅は残らず新人のオリエンテーションにとられているからこういうことになるんだろうが、それにしても大胆なシフトを組んだなあ。

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着付けひと段落

着付けの試験に合格しました。
自分が着られさえすればいい初等科、車で言うなら普通免許みたいなもんなので、
基本的にはそんなに厳しいものではないんだけどね、

そうはいっても先生方の前で実技試験を受けるのはやはり緊張するもんですね。
いや受かってよかった。

着付けというのは多くの人にとってそれ自体が目的ということはなくて、
何かをするのに着付けが必要だ、という人がとても多いんだなあと感じた3ヶ月。
日本舞踊とか、三味線の演奏会とか、茶道とか。

そういう意味ではちょっと言語に似ているかなあと思いました。
多くの人が何かをするために必要になって言語を学ぶわけです。
赤ちゃんは生きていくためにその文化圏の言語を、
お医者や学者は論文を書くために英語を、
日本に派遣されたビジネスマンは収益を上げるために日本語をというように
言語を学ぶことそのものが目的ではなかったりするわけで。

ただの趣味で習う言語に比べて、必要に迫られて習う言語は上達が速いし忘れないしね。

ああ、ということはあんまり必要に迫られてないわたしの着付けはとっとと忘れ去られてしまうのか。

こんなに金かかってるのに…

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春眠不覚暁

いやよく寝ました。

朝5時に目が覚めたので7時に朝食を摂ったらひどく眠くなったので少し寝よう、と9時に軽く横になって、起きたら20時でした。びっくりして起きて風呂に入ったら浴槽で寝てしまったので出て横になって、起きたら1時でした。で、まだ眠いなあとまた寝て5時に覚醒しました。

ああ、よく寝た…ようやく起きられそうです。

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今日から3連休

今日から3連休。

日曜の着付け実技・学科修了試験に向けて今夜から本気出す!というわけで、最終確認に入ります。
実技試験は子なしのわたしはおそらく一生着ないであろう紋付き黒留袖。ポイントは背中の紋がきちんと背中心に来るかどうか。自分では見えないので着方に注意が要る。

義母が再入院した。それほど重篤ではないらしい。義母はもともと一軒家に独居だったけれど、退院後はそこを貸してその家賃収入で老人向けの賃貸に住んだ方がいい王子が言うので、それならこちらの家に近いところに探そうと言ったら、どうやらこれはとても日本人的な考え方らしくとても驚かれた。白人女性ならそうは言わないと。確かに娘もこんな状況で宣教師をしに海外に行ってるしな。でも実際のところ最終的には家族の責任だろうよと思うのだけれど、それは日本の常識だということらしい。こんなとき自分はやはり日本人なんだなあと思う。でも、実の親が孤独死してましたってどうなのよ。行政がどうこう言う前に自分がつらい。

NHKでやっていた「カッペリーニの(番組中ではフジッリを使ってました)カマンベールチーズ和え」作ってみました。激マズでした。昨今あんなにまずいものを食べた記憶がない。さすがわたし。

以前に書いたインスリン製剤についての医療事故(「はじめての医療事故」)
http://kayruby.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-247e.html
これについては院内の情報システム部から看護部からの依頼により仕様変更したと院内通達がありました。退院に伴い入院中に出された屯用指示が自動的に消去されるというもの。
で、ここから想定される次の医療事故は、「入院時に不眠があり某睡眠導入剤を使用したら夜間に暴れてしまったので使用禁忌にしたが、退院時にこの記載も電子カルテから消去されたために次の入院時にこれが伝わらずに同じ薬剤を使用してしまい患者が暴れて転倒し受傷した」ですね。まあ世の中完璧は求められないということで。

ええと、なんだっけ、永住権の手続き、次は無犯罪証明とるの?警察の本部に行くの?地元の県警本部には以前に公証人連れて指紋採取に行ったね!本部、遠いよ!ちょっとした旅行みたいになっちゃうよ!!20代の頃住みたかった地域だしせっかくだから観光をかねて行ってみようかなあ。

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今そこにある結核菌

若手お笑い芸人が肺結核にかかって隔離入院中らしい。

ニュースでは「感染しても発症するひとは多くない」とか「抵抗力があれば大丈夫」なんてことを言っていてたしかにそうだと思うけど、だからあなたも心配無用、ではない。実際にこの芸人が発症しているし、隔離入院中ということはきっちり排菌していた、つまり結核菌をばらまいていたということだ。あんまり報道されないが、この平成の世に大学なんかでもほぼ密閉状態の講義室で学生が大量に空気感染したなんて話がある。

ところで日本とアメリカのような欧米諸国とでは、結核の位置づけがだいぶ違う。日本は「結核はかかる恐れがあるもの」とされているから、ツ反で陰性だとかかるかもしれないからと騒いでBCG(俗に言うはんこ注射)で陽転させ、曝露されてもかかる可能性が低くなるようにする。一方のアメリカはほとんど蔓延していないために通常ツ反で陰性なら問題ないとされる。ツ反陽性が感染を表すので外国でBCGを受けた人たちは毎年自費で胸部レントゲンを撮って感染していないことを示さないとならなくなったりする。レントゲン1枚撮るのに200ドルってどういうことですか!

ところでわたしがしばらく前にアメリカの病院でボラさんをするのにツ反を受けたら陰性だった。まあBCGをやってからの経年で出方が少ないということもあるということで規定として1週間あけて2回受けることになっていて、これがブースター効果(2度目に本来の結果が出る)によって正確な判定ができるということのようだが、なんと2度目も陰性だった。イケメンドクターが「ん?BCG受けてんの~?でも陰性だよん。ま、2回目は大きめに出るんだよん」と流してくれた。

BCGの有効期間というのがどれくらいなのかわからないが、まあとりあえずレントゲンを撮らなくてすんでよかった~とけほけほ喜んでいたら、今度は日本の医療機関に勤務することになって慌てた。日本で看護婦さんをするのに、ツ反陰性ですなんて自殺行為だ。

日本には実は結核患者がけっこういて、実際に外の世界で生活している。排菌している患者もちらほらいる。変な咳をしていた患者が調べてみたらガフキー8号でしたなんて言われたこともある(ガフキーは排菌の程度を示す指標。顕微鏡で見た視野に結核菌がいくついるかによって号数がつき、号数が多いほど多く排菌しているということ)。

だから日本の医療機関では採用時にツ反を受けさせ、陰性ならBCGを受けさせる。さらにツ反が陽性でも感染が必ず防げるわけではないから(ここ大事ね。曝露されれば感染率は約1/2、発症率は免疫や株にもよるが感染者のさらに1割程度。つまり接触者の約5%が発症する。少ないと見るのは自由だがわたしは冗談じゃないと思う)、少しでも感染の疑われる対象は陰圧部屋に移してなんちゃって隔離をし、かかわるときは1個200円もするようなマスク(通称カッパマスク)をしたりする。

ところが日本でツ反を受けると陽性と出るんだよね~これが。「時と場合で結果を変える抗体」でも持っているのか、それともどこも適当なのか。

そして本当にわたしはツ反陽性なのか。

肝炎も怖いけれど肺結核も怖い。結核は過去の病気ではないです。

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新人くんがやってきた!

病棟に新人がやってきた。いや、わたしはいまんとこほぼ無関係だけど。

30人弱だった病棟看護師のうち7人が退職し、そして昨今の新看護基準とやらを満たすために大幅増員を目指し、出身校やら成績やら小論文のできやら面接なんという些細なことにはこだわらず、応募してきた卒業見込みの学生も既卒者も残らず採用し、病棟には13人が配属されてきた。とにかく基準を満たせ、それが至上命令である。基準を満たせば億単位の収入が見込めるから、看護師の質なんてことは二の次なのは間違いない。

目的は金、新人は何もできなくても金を生むニワトリだから上は「辞めさせるな」と必死。5月いっぱいは患者受け持ちはしない。お姉さんが業務するのにくっついて後ろで見なさいということになっている。場合によっては検温はして可。ナースコールはとらない。何が終わっていなくても定時に帰せと言われているらしい。

通常どこの急性期病院も、お姉さんがべったりくっついての指導は1週間程度、長くて10日。今回のこのオリエンテーション期間がいかに長いかがわかるというものだ。そして通常は半月もすれば放置されてわからないことがあればだれかを捕まえて聞きなさいと言われるが、聞く相手を間違ったりくだらないことを聞いたりするとまたそれで怒られたりする。で、聞かなければもっと怒られる。忙しい日勤で質問する相手を探していると時間が過ぎていき、そうでなくてもひとつひとつに時間がかかって仕事が終わらない。がんばっているけれどひとりでは何もまともにできない。新人は、最初の半年間は泣きに家に帰るようなもんだが、そうやって新人はいろんなことを学んでいく。

また6月以降についても新人指導マニュアルができていて、「することの根拠を聞かない。なぜこれをするのか、何を観察するのかは聞かない」「叱らないこと。いじめられたと思ってしまいます」と明言されている。

言い換えれば、人の命を預かってはいるが自分のやる看護行為の根拠は考えなくていいということだ。バッカじゃねえの、病院で大事にされないとならないのは誰なんだよ、免許を持ってるだけの新人じゃねえだろ、と思うけれど、病院は「とにかく退職されては困るから。2年でひとり立ちしてもらえばいい」の一点張り。

そして病院は本気らしい。新人指導中は(いまんとこ無期限で)なんと病床制限をしているんである。いつも8~9割は埋まっている50強の病床が今半分しか埋まっていない。おととい出勤したときにはきっちり半分埋まっていた。正月みたいだった。夜勤担当だから、人数が減ればただひたすら楽。診療報酬より何より、新人を辞めさせないことが大事。

夜勤専従でほんとうによかった。もちろん新人担当はしなくていいし、これまでもとにかく新人には関らないように、申し送りで新人に突っ込まなくてすむように早めに出勤して必要な情報はカルテから引き出し、前の受け持ちが新人ならやってあるすべてを疑い、点滴の速度は計算しなおし、患者の容態は自分の目で確認してきた。まじめな看護婦さんは新人を泣かせてでも突っ込みを入れて考えさせていて(で、あとで上司にダメ出しを食らう)、見ていて偉いなあと思う。それが本来の指導だろうと思うんだが、わたしはそんな面倒なことはしたくない。

正社員になることになど、この業界ではメリットなどないような気がしてきた。

さて出勤。患者総数は何人かなあ。

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着付け練習中

1月から始めた着付け教室のコースが進んで、来週卒業試験というところまで来た。

初等科なんだけど学科試験と実技試験がそろったけっこう本格的な試験らしく、特に実技は15分で留袖を着て、
決められたチェックポイントをクリアしていないとならないというもの。
そんなわけでここのところ日々鏡の前で練習している。

それにしても、けっこう着られるものだなあと思う。

成人式の振袖は自分で着ましたよなんて人はまずいないし、
若い世代だと普段着の着物だって着られる人はそれほど多くない。
着物はとにかく難しいもので、着付けてもらうものと思っていた。

それでも習ってみればけっこう着られるもので、普段着の着物ならかなり楽に着られるようになった。
ただ背が高いのでサイズの合う着物があまりなく、当然だけどヨーロッパサイズなんてものもないから、
選択の幅が少ないのが残念なところ。


しばらく前にできたSNSにしばらく住んでいてこちらは留守にしていたけど、なんというか飽きた。
やっぱり独り言を言ってるほうがいいなあ。

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