« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

免疫不全

ここのところ調子が悪い。

なんとなく風邪を引きそうな雰囲気だったので気をつけてうがい手洗いを励行していたら、ひどくならなかったが膀胱炎になった。実に4年以上ぶり。さらに虫に刺されてかゆくてかいたら化膿した。で、抗生剤で膀胱炎と化膿が治った頃風邪が悪化した。のどと頭が痛い。

3交代勤務をしていた頃ならいざ知らず、プーに片足突っ込んでるような兼業主婦をしていてこんなに感染を繰り返すのはちょっと不自然。ただの栄養素不足か、それとも何らかの免疫不全を起こしているのか。カビ生えたら医者に行こう。

最近夢見が悪くて中途覚醒してるから、そのせいとかならいいんだけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

おいしいピザの作り方

なんだかどこかの大学の単位の取り方指南みたいなタイトルですが、最近、まじめにピザを作っています。3回ほど作ってみて、これなら人に食わせてもよさそう、というところまできたので備忘録がてらまとめてみようという話。

Dsc_0046

ピザ生地はカジュアルかつおハイソ系のスーパーTrader Joe'sのもの。なんと1ドル29セントという太っ腹。これひとつでLサイズのピザが1枚作れます。この画像は適当にネットから拾ってきたの。日付が変なのはそのせいです。

冷蔵庫から生地を出したら、30分~1時間ほどキッチンカウンターの上に放置して室温に戻します。この手順は袋には載ってないのでしなくてもいいけど、冷たいままだとえらく伸びが悪いので放置推奨。

その後打ち粉をした台の上に生地を出して20分ほど放置、オーブンを華氏500度で余熱をはじめます。わたしはピザシート(円形のピザを焼く金属の皿)の上にアルミホイルを敷いてそこに直接生地を出しています。オーブンの設定温度は高いほうがうまく焼けるようです。700度がいいとどこかで聞いたけど、うちのオーブンは500度までしか上がらない。残念。

20分ほどたったら生地を円形に伸ばして空焼きします。空焼きも作り方にはないのだけれど、ピザストーンを使って焼くわけではないのと、ピザソースで生地が湿るのとでできあがりが今ひとつなので、先に7~8分ほど生地だけを焼いています。

その後生地を取り出してピザソース、チーズをのせて、あとは好きな具材をのせます。空焼きしない場合はピザソースは控えめにしたほうがいいけれど、空焼きしたあとは好きにかけて大丈夫です。今日はペパロニ(サラミ)とマッシュルーム、王子はオリーブが好きなので半分はオリーブをばらまきました。

オーブンに戻して8分。若干焦げ目がついたらできあがりです。

Img_4449

トレーダー・ジョーズのピザ生地には3種類ありますが、プレーンのものが一番評判がいいようです。ふんわりとイーストの匂いがして、焼き上がりがかりっととても香ばしいです。

どうでもいいけど、うちから最寄りのトレーダージョーズのレジ係のみなさんがわたしを見る表情が常に微妙なのはいったいなんでなんだろうといつも思う。普通に列について順番が来ると適当にあいさつするんだけど、このときの顔がなんというか、あ、このパンダしゃべった、てかパンダだよねこれ、パンダも買い物するの?という顔。こいつは何か悪さをするんじゃないかとかそういうことを思っている感じはなくて、ほんとうに「奇異なものを見ている顔」。パンダというかイグアナというか。行く度なんとなく居心地が悪い。

最初の1年くらいは「気のせいだな、いい年して自意識過剰なんだぜ」と思っていたんだけど、いろんな場所のいろんな店で買い物して2年半、やっぱここだけなんか違うよな、と思うようになった昨今。反対方向の同じ距離にある別のトレジョは至ってふつう。このトレジョが人口8割以上白人なんていういまどき珍しいところにあるからか(アジア人全部込みで居住人口の0.1%、実際ほとんど店内で見かけない)、人種に結びつけるのがそもそも間違っているのか。ともあれピザおいしいです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

アメリカと肥満

ジムで走っていたら、ブリトニー・スピアーズのアイドル時代のビデオが流れた。10代半ばの頃か、肌はつるつる、日に焼けた身体はめりはりがあり、瞳はきらきらで激しくかわいい。それが今では30にもならないのにフォトショップ加工なしでは雑誌の表紙も飾れない劣化ぶりである。

とはいえこれはブリトニーに限ったことではない。多くの白人女性は10代では輝くように美しいのだ。高校卒業くらいまでは何を食ってもウエストのくびれが消えず服がよく似合う。肌もきれいで化粧栄えがして美しい。アメリカでは今でも日焼けはステータスシンボルみたいなところがあるのだが、実際白人は日焼けがよく似合う。おととしの夏、日焼けを嫌うわたしに見せようと王子は努めて日に当たって日焼けしたのだが、これが確かにものすごく似合っていた。いやでも肌には悪いと思うんだけどどうなの。

さて、そんな我が世の春を謳歌する若い皆さんは、どうしたわけか二十歳を過ぎた頃から劣化が始まり、肌のきめが失われて太り始める。でも幼少期からの好きなものを好きなだけ食べる食習慣は変えられず体重は増えていく。アジア人は肌のきめが細かく比較的やせているので、たいがい年よりも若く見える。とはいえ、アジア人から言わせればアジア人以外が年よりも老けて見えるだけだ。

ファミレスに行くと、トドのように太った両親に連れられてほっそりしたかわいらしい10代が食事をしているというデジャヴーな風景をよく見かける。そのたびに思い出すのがコメディ映画「The Heartbreak Kid(2007年、邦題・ライラにお手上げ)」でベン・スティラーが結婚するシーン。ほっそりした美しい新婦が「これ、ママが結婚式で着たドレスなの」と言うのだが、新婦の横に立つ母親は首もないほど太っている…というもの。

さて、うちの外科が扱うなかには肥満外科が含まれている。文字通り外科的に「病的肥満(morbid obesity)」を治療する。肥満が病気として診断され、治療の対象になっているのである。BMI40やら50といった過度の肥満はDMや冠動脈疾患を引き起こして医療費がかさんで仕方がないので、肥満治療は保険適応になることが多い。こっちに来てからあまりに肥満の皆さんを普通に見すぎて、BMI30台くらいだと「多少ぽっちゃり」くらいにしか思わなくなった。BMI35で身長160cmなら体重90kgくらい。だいぶ基準が狂っている。

さて、外科的治療では胃の周りにベルトを締める「ラップバンド術」や、胃を縫い縮めて容量を小さくする「ルーワイ胃バイパス術」が広く行われているのだが、もちろんこれをしただけでやせるわけではなく、食習慣を含めたライフスタイルの変容が求められる。

しばらく前にラップバンド術を受けた女性から「体重が減らない」とクレームが入り、医師は「バンドが外れてしまったのか」と急遽胃内視鏡を実施して確認した。結果は「きれいにかかっている」。要するにバンドで容量は小さくなったが、高カロリーのものを際限なく食べて運動もしていないというところらしい。医者も大変だね。

先週のある日、肥満に対する胃バイパス術に臨んだ女性は術中に大量出血した。ところがどこが出血源なのかわからず、MAPやらFFPやらの輸血を数十単位ずつがんがん突っ込むのだが出血が止まらない。脾臓を傷つけたか、それとも腎動脈の辺りを切ったかと血管外科医を呼び出し、血の海の中、必死で脂肪をかき分けて出血源を突き止めて止血、手術後はICUに直行した。肥満は恐ろしい。わたしはこの後しばらく行っていなかったジムにまた通い始めた。

日本で食べていたようなものがなかなか手に入らないので、わたしもこちらに来てからは体重が増え気味、それでもこちらの基準から言えばやせているのだが、日本人はどうやら太ってはいけないらしい。

世界糖尿病連合とかいう団体が出した数字では、アメリカの糖尿病患者数は2680万人。人口が3億をちょっと超えたくらいなので9%弱。一方日本は8%強。BMI30以上の肥満者の割合はアメリカが34%、日本が3.4%(OECD調べ)で10倍なのに糖尿病有病率がそれほど変わらないので、日本人はBMIが低くても糖尿病になりやすいということになる。一説にはBMIが23を超えるとリスクががっつり上がるとか。この国でBMI23なんて普通にうらやましがられるレベルなんだけどね…

ちなみに王子は幼少の頃から食った分だけ太る体質だったらしく、それを熟知しているので今でも軽くヤバくなると食事に気をつけて、いまんとこそれなりを保っている。反対に姉ちゃんは何を食っても太らない幼少時代を送り、20代で首が消失する事態に陥って目を覚まし、今は毎日のジョギングで普通体型をキープ。弟は今も昔もやせの大食い。いいなあ…

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

1日1円の義捐金

サイトの右上に、昨年の東日本大震災義捐金のブログパーツを設置しました。いまんとこIEとGoogle Chrome、FireFoxで動作を確認しています。Safariは使ってないから知らない。

クリックして連れて行かれる企業がスポンサーで1円出してくれるのかな。赤い羽根の共同募金ならと思って一応信用してみるけれど、この手の義捐金って実際はどうなんだろうと思わないでもない。芸能事務所が被災地復興のための援助を謳って集めた義捐金で中国からパンダを借りることにしたと聞くに及んで、どこに金を託すかを考えるのも義捐のうちだと思うようになった。家に着くまでが遠足ですみたいな話だな。

今月、まともに稼げるようなら考えようと思っているのが被災地応援ファンド。自分の選んだ企業に仲介業者を通して援助するというもので、金額の半分は寄付、半分は投資になるというもの。

しない善よりする偽善という言葉もあることだし、とりあえず自己満足でもいいからやっとけということで。おひとり1日1回ですが、同じPC/IPアドレスでも、違うブラウザを立ち上げるとそれぞれもう1回ずつクリックできてしまうようです。実際に寄付が有効かまでは知らないけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

アメリカ人はお尻が命

アメリカの大衆文化は当然日本とは違うところがあって、たとえばセブンイレブンが普通に夜は閉店する一方で町のドーナツ屋は軒並み24時間営業だったり、なぜかスーパーのレジ打ちはなぜか高給だったりする。要するに優先順位の違いなんだと思う。別にアメリカのセブンはつまらない、というか怖くて入りたくないから夜中に開いてなくても困らないけど。

さて、わたしは鼻をかむことがとても多いので、日本では保湿ティッシュ(鼻用)と普通のティッシュ(雑用)を並べて使い分けていた。こちらでも当然そうしているのだが、最近どうでもよくなってきた。

というのも、ティッシュがどれもこれも硬くてお話にならないからだ。ひと箱のティッシュにいくらかけようが、表示に「ローション入り」だの「ビタミンE配合」と書かれていようが、そんなことにはまったく関係なく硬い。市販されている箱ティッシュはあらかた試して、及第点に達したものは今のところ皆無。最近クリネックスから発売されたお高いローションティッシュ、たしかに水分は含んでいるんだけど硬い。しっとりではなくべったりという、金返せな使い心地。

きっと湿度が低いから水分が飛ぶんだな、と思っていたのに、日本から持ってきて忘れ去っていた某社の保湿ペーパーは2年経ってもふっくら優しいままだった。

そんなときに行ったACLS講習。ここは客商売だけあって、教室の一角に「リフレッシュメントコーナー」がある。そこには大量のデニッシュやら果物やらコーヒーやらが置かれていて、食べながら受講するのも大丈夫。冷蔵庫まであって、そこには水のペットボトルや炭酸飲料やらが詰め込まれている。

そんな場所なので、トイレに備え付けられたトイレットペーパーが柔らかい。おおこのエンボス柄はシャーミン(トイレットペーパーのブランド)、これけっこうするんだよね、と思って使って気がついた。箱ティッシュよりもこれの方が柔らかいんじゃないんだろうか。

Pg3328_1zわたしがこの家に住み始める前、王子はこのトイレットペーパーを使っていたのだが、わたしが来てからはその無駄なまでの柔らかさと値段からワンランク下のトイレットペーパーを使っている。王子いわく「トイレットペーパーの値段はよく知らない」。王子にしては珍しい。

というわけで帰りがけにスーパーに寄って熊さん柄のシャーミンのトイレットペーパーを買って帰った。鼻をかんだら痛くなかった。これまでにひと箱のティッシュに費やした最高金額は3ドル99セント、このトイレットペーパーは4つで3ドル29セントなのにティッシュより肌触りがいい。これはいったいどういうことなのかと王子に詰め寄ったら困っていた。

リビングで縦型のティッシュ箱に使っていたラタンのティッシュカバーをかぶせると、誰にもトイレットペーパーだと気が付かれない。すばらしい。

というわけで昨日のわたしの教訓は「アメリカ人は鼻よりお尻が大事」、あるいは「アメリカの製紙技術は今一歩」。同僚から借りたフルカラーのクッキングブック3冊、いずれも「Printed in Japan」。印刷もそうだけど、紙の質のよさ、対費用効果の高さはハンパではないです。こっちのノート紙、普通にわら半紙レベルだもん…

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »