研修看護師制度 続き
うちの部署に二人来るはずだった研修看護師、どうやらどちらもその後国試に落ちたらしく話が消えた。
看護部長に「ねえねえ研修看護師取らない?取らない?」とやいやい言われたうちの師長が「うち新人はとらないんだけど…じゃあ試してみようか、予算別枠でうちの腹は痛まないみたいだし」とふたり引き取ることを承諾してこれだったので、「これは天啓に違いない。もう新人はいらん。てか新卒で9割受かる国試に落ちるような人材は必要ない」ということになった様子。
「でもかいるび、おまえはプリセプターシップ研修はそのまま行け」だそうです。このコースを受けることが新人担当の資格なんだって。
実は来る予定だった新卒さんのうち一人は知っている。うちの外科の麻酔回復室が術後の患者を主に送り出している病棟で5年位前に助手をしていた女の子だ。患者を送り出したいと電話をすると必ずこの女の子が応答して、そのほとんどのケースで「担当になる看護師は今忙しいので」とつないでくれなかった。こちらは患者の観察やら覚醒時の疼痛管理やらとそのほかの対応をして、落ち着いたところで申し送りをする。で、申し送り後に再度鎮痛剤を投与して送り出すと病棟でもしばらくは落ち着いているというシナリオでやっているのだが、「いま忙しい」で30分1時間待たされるとその間に痛みがぶり返して一からやり直しになって落ち着くまでにはそこからさらに1時間はかかる。だからその名前はよく覚えている。いつの間にかいなくなったと思っていたが、看護学校に行っていたらしい。
いやでも国試難しかったけどね。外国人だからということもあるだろうけど、それでも受けてて応用だらけで難しすぎて訳がわからず、この問題は確実に正答のはず、みたいな問題は75問でいきなり試験が終了するまで5問くらいしかなかったと思う。まるで歯が立たなかった、75問で終了なら落ちたのだな、というのが受験後の感想だった。
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