今日は深夜明けで某国大使館に行ってきました。
用件は「戸籍謄本を翻訳したものの公証」。
永住権の申請に必要な書類のひとつに戸籍謄本あるいは抄本があって、
英語が公用語の国に出すわけなので英語に翻訳しなさいと言われます。
そしてそれが「自分は英語と日本語に精通しており、これはその能力精一杯の翻訳である」と
権威ある人物の前で誓うことでその内容を信用してもらおうという、そのための公証です。
実際には公証が必要かどうかについては議論が分かれるところで、
翻訳の下に自筆のサインをすればよいという意見もあります。
とはいえ確実につぶせるところはつぶしておきたいねと2人で話し合って公証を受けることにしました。
普通に町の公証人にお願いしてももちろんいいんだけど、
なぜか大使館での公証は安い。料金は30ドル也です。
普通に国内の公証人に依頼すると7000円くらいかかるので倍以上です。
それに提出する国の大使館で公証してあったらなんか信用してもらえそうじゃん?
ついでにどうせそのうち面接で行くところなので一度行っておくのもいいのではないかと。
というわけで行ってきました。
地下鉄の駅から地上に上がって、こっちかな~と歩いていくとおまわりさんがいっぱいいる。
でっかい看板があって、なにやらごにょごにょ書いてあって、要するに
「この辺は警察官がめっさ閾値を下げて絶賛警戒中なの。こっちも忙しいから
いらん疑いをかけられないように反対側の歩道を歩いてよ」
という、きのう某34歳アイドルが逮捕されて今をときめく赤坂警察署からのお知らせでした。
ああ、ちゃんとブラウスとジャケットとパンツ着用でよかった。
立っていた警察官のお兄さんに「大使館ってどこでしょう」と聞いたら
「大使館にどういった御用ですか」という質問返し。
「書類の公証を受けに来ました」と答えると
「ああ、そうですか。大使館はこの先まっすぐです。お気をつけて」
大使館に行くには気をつけないといけないらしい。
なんかRPGの勇者みたいです。
おお勇者よ、魔王の城に行くにはこの先の魔物の森を抜けるのじゃ。武運を祈るぞ。
そしてそこから大使館までの道のりには20mおきに警官が立っていて、
しかも門の入り口の前のお兄さんに至っては警棒をながーくしたような武器まで持っていて、
みんなに同じように用件を聞かれて同じように答えて通してもらいました。
空港にあるような手荷物のX-rayチェックと金属探知ゲートを抜けて、
携帯電話を含めた電子機器は一度預けさせられてから建物の中へ。
ビザのために来ている人の波をよけながら中に入ると公証の部屋が。
ようわからんながらも番号札をもらって順番を待ち、
窓口に呼ばれて書類を渡して、別窓口で会計を済ませて戻ってそのレシートを渡して、
さらに待つと今度は領事に呼ばれて宣誓をして署名して終了、という流れらしい。
待ってる間に翻訳に間違いを一個見つけた。
「配偶者区分:妻」を"Spousal Status"にするつもりで"Spousal State"と打ってしまった。
まあいまさらどうにもならん。そのまま公証を受けることにする。
なんたって「もてる能力の限りを尽くしてやりました」という証明だから。
領事は女性でした。
右手を上げて、「あなたは英語と日本語に精通していてうんちゃらで、
この翻訳があなたの能力の限界までがんばった結果だと誓いますか」と言われ、
「あいどぅ」
と答えて署名して終了。
すごい!大使館のエンボス印だあ!ありがとう!
と思って見ると、公証用紙の領事の名前のところがすっこり抜けている。
戻って「あのすいません、ここって空白のままでいいんでしょうか」と領事に尋ねると
「あらごめんなさいね!そうそうここにハンコ押すのよ~」とがしっとハンコを押して改めて終了。
預けてあった携帯を返してもらって門から出て終わり。
全部で30分かかったかどうかという感じでした。
次は来週、申請してあった犯罪経歴証明を受け取りに行きます。
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