NCLEX-RNに合格すると待っていること
いつも使っているデスクトップが熱暴走した。季節を感じた。
しかたがないのでちんまいラップトップにLANケーブルをつなぐと懐かしいブックマークが並んでいた。そのうちのひとつ、以前に米国看護師国家試験の準備をしていたときにお世話になったブログに行ってみた。
彼女はわたしよりもかなり早い時期からNCLEX-NRの準備をはじめ、1年ほど早く受験をして合格した。海外在住経験のない彼女がこの試験に合格するのにはどれほどの努力があっただろうと思う。しかし2年半前にscheduleAとよばれる看護師のためのビザが予定数に達して終了したあと外国人看護師の受け入れが途絶え、その後の不況から再開の目途が立たず、現時点でも合格しても米国での就職が事実上不可能という状況になっている。
しかも試験合格だけでは免許を取得することはできず、合格後3年以内に米国に居住可能な状態にならないと合格自体が取り消されることになっている。
正直な話、配偶者ビザなんて取得条件さえ整っていれば手続きは楽ではないとはいえそれほど大変なものではない。少なくとも同様に煩雑な書類準備に加えて絶望的な量の学習が必要になるNCLEX-RNの準備に比べれば「やることをやっていたらそのうち終わる」程度のもので、実際に某SNSでもビザ手続き終了報告の数は経時的に見ると着実に増えているが、「NCLEX-RN」関連の集まりでの合格の報告数なんてほんとうにわずかだ。
このサイトの管理人さんは、目途の立たないビザを待つのに疲れて家庭に入ってしまったようだった。残念だなあ、と思う。
アジア圏の他の国のみなさんが同じ状況に陥ったら、おそらく迷わず適当な米国人を雇って配偶者にしてもらってビザを取得して入国し、2年経って条件付き永住権から条件削除されたところで離婚してそのままいつくんだろうが、日本人はそういうことを思いつきもしないんだろうな。それが日本人のいいところであり、致命的に差がついてしまうところでもある。
それにしても看護師留学の斡旋業者は「合格しても就職はできない」という現在の状況を伝えないまま業務を続けているところがほぼ10割なのが気になります。いやすっごい料金とるのよ、自分でやって日本で準備したらほとんど費用なんてかからないのに(受験料・問題集購入・受験の旅費・TOEFL受験料と雑費で10万程度)。なぜか業者の手にかかるとふた桁くらい跳ね上がります。
ビザ発給が再開されたら、わたしが業者になろうかな。合格した本人から直接ノウハウを伝授とか謳ったら濡れ手で粟のぼろ儲けかも。看護婦さんは小金持ちだからね。


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